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- ACL現代演劇批評アーカイブについて
- March.01.2021PRINT THIS PAGE
「ACL現代演劇批評アーカイブ」は、日本の現代演劇の批評の掲載情報を集め、検索機能を加えたウェブ上のデータベースです。そのデータは、総合文化政策学研究科の2013年度の修了プロジェクトとして収集、整理されたもので、2014年にACLのプロジェクトとして、ウェブサイトが公開されました。
この試みは、かつての上演をいかに現代に引き受け、次世代に伝えるかという演劇史上の問題意識から出発したものです。日本の近現代演劇の歴史が始まった明治時代から現在まで、新聞や雑誌を主な舞台に書き続けられてきた劇評は、舞台芸術の流行や個別の作品の成否を知るためのツールとして広く親しまれています。しかし、そのほとんどは保存され蓄積されることも、横断的な検証に使われることもなく、時間の経過と共に忘れ去られてしまっています。過去の上演のあらましを知ることはもちろん、よりいっそう複眼的な視点からその成果を検証し、演劇史への新たな視点、新たな創作のあり方を見出すために、このサイトを活用していただければ幸いです。
*ACLの研究プロジェクト「ACL現代演劇批評アーカイブ」のリンクをサイト内に設置しました。